株価の対数表示
こんにちは、shotaです! 2021年最初の投稿になります(笑)(内容は薄っぺらいです。。。)
今回は株価の対数表示について記載していきたいと思います。 日常的に株価チャートを見る際には、実際の値段でローソク足を作製して値動きを確認し、テクニカル分析を行う方が大半だと思います。
実はあなたが持ってる銘柄も対数チャートで確認すると新たな発見があるかもしれません!
価格帯における値動きの価値は異なる
例えば日経平均株価が1年前に比べて2倍になったとしましょう。その時の日経平均株価が10000円であった時と、30000円であった時には全く違う事は一目瞭然です。値段の差は異なりますが、倍率で言えば一緒ですよね。
そこで、日経平均株価が10000円だった時と30000円だった時で同価値に落とし込む手法として対数チャートが用いられます。
対数グラフの使い方
対数グラフは基本的には長期間でみなければ意味がありません。 理由としては、大きな値動きが起こらないと、対数チャートとして機能しないためです。 そのため、日経平均株価や大型株に対してよく機能します。
例として、日経平均株価の終値を普通のチャートと対数チャートで表してみます。
通常のグラフで見ていると、バブル最盛期に最高値を付けてそこから衰退し、現在もその時の株価を超えれていないため、景気は良くなってない印象を受けますが、片対数グラフにしてみると、現在の株価が、バブル最盛期と同程度にまで上がっている事が確認できます。
また、テクニカル分析をする際も、片対数グラフの方が支持線、抵抗線が分かりやすいですよね。
こんな形で長期の分析に持ってこいなのがこのグラフの特徴になります。
長期ってどれくらい?
これに関しては値動き次第になるため、銘柄によって変わってくると思います。現在私が保有している銘柄のうち、一つを挙げてみましょう。
この図をみてみると2020年5月あたりから現在まででトレンドラインが引ける事が分かります。このため、この銘柄であれば片対数機能が機能するためには約9カ月程度の時間が必要となることが分かります。
まとめ
今回は株価における対数グラフの使い方、利点についての記述しました。 ちなみにグラフはpythonで出力しました。(久々にpythonを触ったのでこの程度の結果を出すのに1時間程度かかりました(笑)) 今後も定期的に更新していきます!